大海で打ちのめされた・・・

「井の中の蛙」が、大海を見てきました!
8月10日、11日の2日間、兵庫県吹奏楽コンクールを聴きに、姫路の「アクリエひめじ」へ行ってきました。
昨年度まで、長田中学校ではS編成で県大会に出場していたため、会場は三田の郷の音ホール。
そういえば……
この5年ほど、大編成の中学校部門や高校部門を、じっくり聴く機会がありませんでした。
来年から彩星工科吹奏楽部は、いよいよA部門に挑戦します。
今回は、その下見も兼ねて、久しぶりに兵庫県のA部門の演奏を聴いてきました。
そして……
正直、かなり刺激を受けました。
この5年間で感じたこと。
神戸市のレベルが落ちたというより、むしろ、他支部の学校のレベルが驚くほど高くなっていると感じました。
特に10日の中学校部門。
10年前、私が中学A部門の県大会で一緒に戦っていた顧問の先生方の学校が、今ではものすごいレベルになっています。
「中学生が、こんな音楽をするのか……」
思わず、そう感じるほどでした。
10日の帰り道。
久しぶりに、
「井の中の蛙、大海を知る」
という言葉を実感しました。
いや……
正直に言えば、
大海に出て、思いっきり打ちのめされた気分です(笑)。
でも、私はこういう瞬間が大切だと思っています。
知らなければ、悔しくなることもありません。
知らなければ、もっと上手くなりたいとも思いません。
だからこそ、今回「大海」を見ることができたことは、彩星工科吹奏楽部にとって、とても大きな収穫でした。
そして11日は高校部門。
予想通り、どの学校も本当に上手でした。
ただ、その中でも、関西大会へ進む学校との違いは歴然としていました。
「この学校と、来年は同じステージで勝負するのか……」
そう思うと、身の引き締まる思いでした。
中でも、滝川第二高校の演奏は圧巻でした。
私は20年来の滝二ファンです。
これまでにも多くの卒業生を滝川第二高校に送り出し、ずっと応援してきました。
だからこそ、今回の演奏を聴いて改めて感じたことがあります。
高校生でも、指導者がしっかりとビジョンを持って指導すれば、ここまでの音楽ができる。
それを、身をもって教えていただいたような気がします。
でも……
いつまでも、
「憧れの滝二」
と言っているだけでは、勝負になりません。
いつか、
「彩星工科と滝二が同じステージで戦う」
そんな日を本気で目指したい。
そして、いつか滝二と肩を並べられるような吹奏楽部にしたい。
そう強く思いました。
もちろん、今の彩星工科吹奏楽部が、いきなり県大会のトップレベルと同じ演奏ができるわけではありません。
でも、私は可能性を信じています。
人間、1日は24時間。
脳みその大きさだって、そんなに大差はありません。
他の学校にできて、彩星工科にできないことなど、何一つない。
違いがあるとすれば、
「どんな吹奏楽部を目指すのか」
というビジョン。
そして、
「そこまで本気でやるのか」
というパッション。
さらに、
「そのために、今日から何をするのか」
というアクション。
結局は、
指導者の「ビジョン・パッション・アクション」なのだと思います。
今回の2日間で、私はまだまだ勉強不足だと痛感しました。
もっと勉強しなければいけない。
もっと考えなければいけない。
もっと行動しなければいけない。
そう強く感じました。
だから、お盆休みが終わったら、また一から頑張ります。
そして、生徒のみんなにも伝えたい。
今、上手に演奏できなくても大丈夫。
今、他の学校に追いついていなくても大丈夫。
「今の自分たち」と「県大会で活躍する学校」を比べて、落ち込む必要はありません。
大切なのは、
昨日の自分たちを、今日の自分たちが超えること。
その積み重ねが、1年後、2年後、3年後の彩星工科吹奏楽部をつくっていきます。
今回、私たちは「大海」を見ました。
だから、もう「井の中」には戻れません(笑)。
見てしまったからには、目指します。
いつか、
「彩星工科、めちゃくちゃ上手くなったな!」
と、兵庫県の吹奏楽関係者から言ってもらえるバンドを。
そしていつか、
「彩星工科と同じステージで戦いたい!」
と、誰かに憧れてもらえるような吹奏楽部を。
その未来をつくるのは、特別な誰かではありません。
今ここにいる私たち一人ひとりです。
さあ、お盆休みが明けたら、また始めよう!
昨日より、ほんの少しだけ上手くなる。
その小さな一歩を、みんなで積み重ねていきましょう。
彩星工科吹奏楽部の「大海への航海」は、まだ始まったばかりです!
お盆休み明けとか言ってたらだめ!
今から来年の自由曲探しを始めますわ!やったりますわ!



