熊本の方々に音楽でできることは?

連日、猛暑が続く夏休みです。

エアコンのスイッチを入れれば涼しくなる。

水道の蛇口をひねれば、水が出る。

夜になれば、お風呂のスイッチを入れるだけで、温かいお風呂に入ることができる。

私たちにとっては、当たり前の毎日です。

でも、熊本地震で被災された方々には、その「当たり前」がありません。

阪神・淡路大震災の時、私の家も断水し、お風呂に入ることができませんでした。

そんな時、近くの銭湯が無料で開放されました。

久しぶりにお風呂に入ることができた時の、あの嬉しさ。

今でも忘れることができません。

阪神・淡路大震災が起こったのは冬でした。

それでも、お風呂に入れないことは本当に辛いことでした。

それが、今は猛暑の夏。

じっとしているだけでも汗が噴き出すような毎日です。

「今、私たちに何ができるだろう?」

そんなことを考えながらニュースを見ていると、隣町のかき氷屋さんが、避難所でかき氷を無料配布しているというニュースが目に入りました。

「なんて素敵な活動なんだろう。」

そう思う一方で、

毎日ボランティアでかき氷を届け続けるには、どうしてもお金が必要になる。

だったら、その活動を続けてもらえるように、私たちが募金という形で応援することはできないだろうか。

そんなことを考えていました。

そして、その後、黒川温泉観光旅館協同組合のFacebookで、被災された方々のために露天風呂を無料開放するという記事を目にしました。

「これだ!」

そう思いました。

黒川温泉と連絡を取り、

被災された方々が温泉で身体を温めたり、汗を流したりした後に、冷たい水を飲んで少しでも元気になってもらう。

そのために必要な支援を、私たちができる形で届けられないだろうか。

そこで、吹奏楽団PASSIONでチャリティーコンサートを開催し、長田区に住む皆さんからいただいた募金を、熊本への支援につなげる活動を始めようと思います。

私たちが阪神・淡路大震災の時に受け取った、たくさんの支援。

今度は、その恩を熊本へ送る番です。

「恩送り」

音楽には、人の心を動かす力があります。

そして、音楽には、人と人をつなぐ力があります。

彩星工科吹奏楽部の生徒たちにも、ただ楽器が上手になるだけではなく、

「自分たちの音楽で、誰かの力になることができる」

ということを感じてほしいと思っています。

今日のお昼から、さまざまな方々に連絡を取り、この活動を実現するために動き始めます。

まだ、これから一つひとつ形にしていく段階です。

どうすれば実現できるのか。

どんな方法なら、熊本の皆さんに本当に喜んでいただけるのか。

みんなで考えながら、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

長田区から熊本へ。

阪神・淡路大震災でいただいた支援を、今度は私たちが誰かへ届ける。

吹奏楽を通して、人を支え、地域をつなぎ、希望を届ける。

それが、私たち吹奏楽団PASSIONの「SOUND WITH LIFE」です。

これから活動がどのように進んでいくのか、経過も皆さんに共有していきます。

生徒のみんな。

毎日一生懸命に楽器を練習しているその音楽には、誰かを笑顔にする力があります。

明日も、自分たちにできることを一つずつ積み重ねていきましょう。

音楽で、人を支える。

そんな吹奏楽部を、みんなでつくっていこう。

【 東日本大震災 交流実績 】

【 能登半島地震 交流実績 】

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