音楽でつながる絆。熊本へ届けた、彩工の想い!

音楽でつながる絆。熊本へ届けた、彩工の想い!

8月22日に開催した「ほしぞらフェス」では、熊本地震で被災された方々への募金活動を行いました。

私がこれまでの活動で大切にしてきたこと。それは、「相手の顔が見える支援」です。

東日本大震災では、玉津中学校赴任時に仙台市立八軒中学校吹奏楽部へ、多聞東中学校赴任時には気仙沼市立階上小学校・中学校へ募金を届けました。また、能登半島地震では、長田中学校赴任時に輪島市立輪島中学校吹奏楽部へ募金を届けました。

どの学校とも、神戸から現地を訪れ、吹奏楽の演奏を通して交流を深めてきました。支援する側、される側という関係を超えて、音楽を通して心がつながる。そんな経験を大切にしてきました。

そして今回、彩星工科吹奏楽部が支援先として選んだのは、熊本県八代市にある八代白百合学園高等学校吹奏楽部です。

熊本地震によって壊れてしまったサスペンドシンバル。演奏に欠かせない楽器の一つです。今回、ほしぞらフェスで皆様からお預かりした募金を活用し、新しいサスペンドシンバルを購入して届けることにしました。

10月11日、福岡で開催されたマーチングの九州大会。玉名女子高校、熊本工業高校、精華女子高校、活水高校など、全国大会でも金賞を受賞するような強豪校が集まる、非常にレベルの高い大会です。私も応援を兼ねて、シンバルを持って会場へ向かいました。

その中で観た八代白百合学園高校の演奏は、本当に素晴らしいものでした。応援したいという気持ちがあったからこそ、なおさら心に響いたのかもしれません。しかし、音楽に懸ける想いが伝わってくる、胸を打つマーチングでした。

演奏後、顧問の先生にお会いし、彩星工科からの想いが詰まったサスペンドシンバルをお渡ししました。

先生は涙を流しながら喜んでくださいました。

その後、帰りのバスの中から、生徒の皆さんがビデオメッセージを送ってくださいました。大会を終えて疲れているはずなのに、私たちに感謝の気持ちを届けてくださったのです。その姿に、今度はこちらが胸を打たれました。

今回の出会いのきっかけは、地震という悲しい出来事でした。しかし、そこから生まれたご縁を、これからは音楽を通して、明るい未来へとつないでいきたいと思っています。

彩星工科吹奏楽部の皆さん。そして、募金にご協力くださった皆様。本当にありがとうございました。

私たちが奏でる音楽には、人の心を動かし、人と人とをつなぎ、誰かの力になる可能性があります。

上手に演奏することだけが、吹奏楽の価値ではありません。誰かを想い、誰かのために行動し、自分たちの音楽を社会に役立てる。そんな経験こそが、皆さんの人生を豊かにしてくれるはずです。

彩星工科吹奏楽部は、まだまだ成長の途中です。だからこそ、これからできることがたくさんあります。

一音に魂を込めること。そして、その音に誰かを想う気持ちを込めること。

音楽で命を育む。SOUND WITH LIFE。

これからも、音楽を通して人と人との絆をつなぎ、誰かの明日を支えられるバンドを目指していきましょう!