「流れるプール」に抗え!

「流れるプール」に抗え!

「朱に交われば赤くなる」
「ぬるま湯に浸かるな」

こんな言葉を聞いたことがあるでしょう。

人は誰でも、「楽をしたい」という気持ちを持っています。だからこそ、つい楽な方へ、簡単な方へ、周りと同じ方へ流されてしまいます。

「流れるプール」を思い浮かべてみてください。

流れに身を任せれば、力を使わなくても進んでいきます。でも、それは「自分が行きたい場所」に進んでいるのでしょうか。

人生も同じです。

時には流れに逆らってでも、自分の行きたい場所へ進まなければならないことがあります。もちろん、流れに逆らうのは簡単ではありません。だからこそ必要なのが、「目標」であり、「理想像」です。

「自分は、どんな人になりたいのか。」

その姿がはっきりしていれば、今やるべきことも見えてきます。

昨日、自習監督をしながら、少し考えさせられる場面がありました。

人生の中の貴重な1時間を、どう過ごすのか。

その1時間の積み重ねが、未来の自分をつくります。

「少しくらいならいいか」
「みんなもやっていないから」
「怒られなければいい」

そんな小さな選択の積み重ねが、いつの間にか大きな差になっていきます。

「叱られているうちが花」という言葉があります。見捨てられてしまえば、注意すらしてもらえなくなるからです。

だから、今のうちに気づいてほしい。

先生や仲間からの言葉を、自分を否定するものではなく、「もっと成長できるぞ」という期待の言葉として受け止めてほしいのです。

吹奏楽も人生も、楽な方へ流されるだけでは、理想の音にはたどり着けません。

さあ、もう一度、自分に問いかけてみよう。

「あなたは、どんな自分になりたい?」

人は、日々の選択によって、少しずつ「なりたい自分」に近づいていきます。

明日の1時間を、今日より少しだけ大切に。

自分から未来を追いかけよう。

その先に、きっと今は見えていない景色が待っています。