本番前日の夕ご飯は○○

吹奏楽部の顧問を20年以上続けていますが、毎年コンクール前日の夕食は決まっています。
カツ丼!
ここまでやるべきことをやり切った後は、最後は縁起担ぎです(笑)。
コンクールという舞台に立つ以上、「勝つ」という気持ちは大切にしたいと思っています。
実は、吹奏楽部の顧問になった頃の私は、「音楽に勝ち負けはない」と考えていました。
そんな私の考えを変えてくださったのが、淀川工科高等学校吹奏楽部の丸谷先生です。
私が「音楽に勝ち負けはありませんよね」とお話しした時、丸谷先生はこう言われました。
「先生、それは私もそう思っています。でも、日本一になってから言わないと、それは言い訳になってしまう。」
その言葉は、今でも私の心に深く刻まれています。
コンクールは、勝敗だけを競う場所ではありません。
日々積み重ねてきた基礎練習や音楽づくりを、プロの先生方に評価していただく場です。
音程、リズム、音色、表現力…。
一つひとつの基礎が身についているかを確認し、「もっといい音楽を届けるためには何が必要か」を教えてもらえる貴重な機会でもあります。
私は丸谷先生の教えを胸に、コンクールに向き合い、全国大会で金賞を二度いただくことができました。
だからこそ、いつも部員たちに伝えています。
「音楽そのものに勝ち負けはない。でも、いい音楽を届けるための技術は、コンクールで評価される。」
だから私たちは、結果にこだわります。
賞のためだけではありません。
より多くの人の心に届く演奏ができるようになるために。
この3か月間、みんなは本当によく頑張りました。
思うように吹けず悔しい日もありました。
暑さに負けそうになった日もありました。
それでも仲間と励まし合い、一歩ずつ前へ進み続けてきました。
その努力は、誰にも奪われることはありません。
明日は、その積み重ねを信じて舞台に立つだけです。
保護者の皆様には、ここまで温かく支えていただき、本当にありがとうございました。
皆様の応援が、子どもたちの大きな力になっています。
さあ、いよいよ本番です。
結果を恐れず、自分たちを信じ、仲間を信じ、これまで積み重ねてきた音を信じて演奏しましょう。
3か月間の努力を、一音一音に込めて。
最高のステージを、みんなで創り上げよう!


