チームワークはムカデ競争

吹奏楽は、ムカデ競争と同じ

吹奏楽は、一人ひとりが自分の役割を果たしながら、全員で一つの音楽をつくっていきます。

全員が同じテンポを感じ、楽譜に書かれた自分の役割を確実に果たす。

一人ひとりの音が重なって、初めて音楽が前へ進んでいきます。

私は、吹奏楽を「ムカデ競争」に例えることがあります。

ムカデ競争では、どれだけ足の速い人がいても、一人だけ違うテンポで走れば、みんなが転んでしまいます。

そして、どれだけ速くゴールしたとしても、一人でも足の紐が外れてしまえば、チームとしてのゴールにはなりません。

吹奏楽も同じです。

個人競技なら、自分のペースで頑張ることが、そのまま結果につながります。

でも、吹奏楽は違う。

自分だけが上手くてもダメ。
自分だけが頑張ってもダメ。

みんなが同じ方向を向き、仲間の音を聴き、仲間に合わせ、そして自分の役割を果たす。

だからこそ、みんなで一つの音楽をつくった瞬間には、一人では決して味わえない喜びがあります。

これが、吹奏楽の難しさであり、そして何よりの面白さです。

吹奏楽を通して、みんなに気づいてほしいことがあります。

それは、

「自分一人ではない」ということ。

自分一人ではできないから、仲間がいる。

自分が苦しいときには支えてくれる仲間がいる。

そして、仲間が苦しいときには、自分が支える。

一人ひとりの存在は、決して小さくありません。

ムカデの一人ひとりがいなければ、前には進めない。

だからこそ、「個」が大切。

でも、「個」だけではゴールできない。

だからこそ、「仲間」が大切。

彩星工科高校吹奏楽部は、まだ始まったばかりです。

これから、もっともっと上手くなっていくでしょう。

でも、技術だけではなく、

「仲間と一緒に成長できる人」

になってほしいと思っています。

誰かが一歩進めば、みんなで進む。

誰かがつまずけば、みんなで支える。

そして、全員でゴールを目指す。

それが、彩星工科高校吹奏楽部です。

さあ、今日も一歩ずつ。

自分の音を磨こう。

仲間の音を聴こう。

そして、みんなで一つの音楽をつくろう。

「彩工の音! 彩工の仲間!」

今日もまた、みんなで前へ進もう!